2014年5月7日、
シャスタ、
【晴れ】がしばらく続いたら、
【雨】が少しだけやってくる、
★気温は雨が降れば、
ぐっと15℃前後まで下がります。
★晴れれば25℃前後、
朝晩は冷え込むこともありますが、
まだまだ過ごしやすいですね
春らしい行ったり来たりのお天気です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本のゴールデンウィークを利用して、
10年の想いを胸に、
Iさんがシャスタにやってこられました。
10年ほど前、
彼女はアメリカに留学中、
春休みを利用して、
グレイハウンドのバスに乗って、
アメリカを旅していました。
そのときに見た
<白い山>、
「あれはなんという山ですか?」
長距離バスの休憩場所で見た
あまりの美しさは、
それ以来、
ずっと彼女の心の中に残っていたそうです。
到着日から、
<春のシャスタ>、
小雨が降り始め、
<その山>は雲が下りて全く姿が見えません。
次の日も、
その次の日も、
天気は快晴へ向かっていますが、
<山>には雲がかかり、
頂上までの全容をなかなか見ることができません。
「山は、なにを見せてくれているんだろうね・・・」
そんな話をしながら、
雨で潤った
シャスタの自然を歩きながら、
ゆったりとゆったりと、
日本とはまったく違う時間の流れに身を任せて
見えない<頂上>を見つめていました。
そして、
3日目の夕方、
<日暮れのシャスタ>、
やっとすっきりと頂上の雲も
消えていました。
念願のご対面です。
ほんのりピンクに染まるシャスタ。
「やっとシャスタに会えた!」
それはもしかしたら、
会いたかった<自分>に会えたのかもしれません。
「マッサージ、受けなくても、
身体が軽くなったみたい・・・」
彼女は、
どこにいっても、
すーっと自然の中に消えていき、
静かに深く呼吸をしているかのようでした。
シャスタの山は、
ときに私たちに
今起こっていること、
今の自分の姿を、
見せてくれることもあります。
そして、
ただあることを、
見せてくれます。
やっと会えた自分を愛でるように、
シャスタの北側までさらに、
別の角度から、
シャスタを眺めに行きました。
最後出発まで、
大きな<シャスタ>に見送られながら、
この10年を振り返っていた彼女。
私も今年で
シャスタを初めて訪れて10年になります。
過去をしっかりと受け入れ、
未来のビジョンにも正直になりながら、
今を一日一日の自分を大切にする。
大きな大きな流れの中で、
また私の中でも
新たな流れが起こっているようです。
※メールフォームがうまく作動していないようです
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、
直接メールアドレスからお願いします